業務用エアコンが故障したときはどうする?症状によって違う原因も解説!

夏が近づいてきましたね。エアコンがないと夏を乗り切れない、という方も多いのではないでしょうか? 近年、熱中症の危険性も高まっていて、エアコンは有効に、そして快適に使って欲しいと願っています。

しかし、エアコンにも寿命がありますし、もちろん故障することもあります。特に業務用エアコンが故障してしまうと、業務に差し支えてしまい仕事になりませんよね。そこで今回のコラムでは、エアコンが故障する原因や、故障したときにどう対処したらいいのか、お話をさせていただきます。

エアコンが故障する理由

エアコンはそれほど頻繁に故障するものでもありませんが、故障の出現の仕方によってある程度原因が分かります。このことを知っておくと、一般の方でも何かと便利ですからぜひ覚えておいてください。
一般的には次の3つが考えられます。

①異音がする

業務用エアコンは通常、ほとんど音が聴こえませんが、だからこそ音が聴こえるときは何かの異常だと思ってください。例えば今までにないほど大きな音がしたり、聞いたことのないような異音がしている場合があります。このケースで考えられる原因は、ほとんどがフィルターのファンにホコリや汚れが溜まっていることです。

ですからフィルターを清掃することによって異音は解消するはずです。もちろんこうした状態にならないようにするためには、定期的にフィルターの清掃をおすすめしています。

またエアコンの部品が故障している場合も異音が聴こえることがあります。フィルターを清掃しても異音が収まらない時は、部品の故障と考えてください。この場合、そのまま放置してしまうと故障がさらに深刻な状態になりますので、早めに業者やメーカーに問い合わせるようにしましょう。

②異臭がする

一方、エアコンからにおいがするケースは、内部でカビが発生している可能性があります。こちらも予防には定期的な清掃が最適です。最近はエアコン自体にクリーニング機能がついていますので、業務に差し支えないときに試してみましょう。それでもカビ臭さが収まらなければ、専門業者にクリーニングを依頼してください。エアコンの内部を根本から清掃しますので、においの元となる原因も除去できます。

店舗などの業務用エアコンでカビ臭がすると、アレルギーをお持ちのお客様がいた場合、トラブルが大きくなることもあります。日頃から注意を払うようにしてください。

③効きが悪い

エアコンの効きが弱くなってきたと感じたら寿命が原因と考えられます。ただしこれは長年使用しているケースです。エアコンの寿命は10年がひとつの目安ですので、そこまで長く使っていないのに効きが弱くなったのであれば熱交換器などの故障が考えられます。

寿命の場合は買い替えが必要になりますが、部品の故障であれば交換で対応することになります。

エアコン業者に依頼する際にはエラーコードを確認するとスムーズに

エアコンが故障する原因がいくつかあることが分かったところで、お客様自身がどう対処すればいいのか紹介します。
上記の故障のうちで、紹介したお客様ができる方法は次の2つです。

異音がする→フィルターの清掃
においがする→クリーニング機能の実施

もしこの状態よりひどくなり、運転がストップしている場合は、リモコンのエラーコードを確認してください。各メーカーによってエラーコードは違いますが、内容は大体下記のようなものになります。

「ファンモータの不具合により、停止しています」
「ルーバ異常。風向ルーバスイッチ不良」
「圧縮機ブレークダウン」、etc

一般の方は分からないと思いますが、この状態によって修理ができるのか、買い替えが必要なのか、専門的な知識を持った業者であればある程度分かります。エアコンの故障で業者に連絡する際は、このエラーコードをまず確認してからにすると話がスムーズに進むことも覚えておきましょう。

エアコン修理を選ぶ際の業者のポイント

エアコンが故障したときに修理をどこに依頼するのか、で悩む方が多いでしょう。弊社ではそのポイントは3つあるとして、力を注いでいます。それが「対応力」「応用力」「技術力」です。この3つがどうして重要なのか、紹介しましょう。

■対応力

業務用エアコンは冷房や暖房に加え、除湿や加湿、送風、換気機能などがついている機種もあり、一年中稼働しています。そのため快適な業務に欠かせないものとなっています。もちろん、そのため故障が発生しないように定期的なメンテナンスをして欲しいのですが、それでも故障が発生してしまいます。

事務所内のエアコンであれば社員がガマンをしたり、扇風機などで代用することも可能ですが、お客様を迎え入れる店舗ではそうもいきません。ですから、まずは迅速に対応できる業者でなければいけないのです。

工事が必要なときにすぐに対応できるかどうかは、その会社の規模にも関係してきます。社員数が少ないと稼働できる人数も限られているからです。反対に会社が大きければ社員も多くいますし、協力会社との連携も幅広く行っています。

特に弊社では修理スタッフを自社社員として抱えていますので、よりスピーディーに対応しています。

■応用力

業務用のエアコンは長期間にわたって使用しているケースがあります。その場合、部品の手配に手間取り、思った以上に時間がかかることもあります。その際に素早く代用品を用意したり、別の提案ができなければいけません。

これは買い替えのときも同様です。同じ機種が廃盤になっているケースも多く、既存の通気口に合うメーカーや機種をいち早く提案しなければならないからです。弊社では、通気口によって施工しやすいメーカーなども把握しており、ノウハウも蓄積しています。

こうした応用力を備えているのはやはり数多くの実績を積み重ねてきたからです。また特定のメーカーに偏らずに、幅広いメーカーの機種を取り扱ってきたことも大きな財産になっていると思っています。

■技術力

業務用エアコンにはさまざまな形状があり、取り付け方もいろいろあります。天井吊型や床置き型、壁掛け型などタイプが違えば、内部構造も違いますし、修理の仕方も違います。そのため職人の技術力によって、修理のスピードや仕上がりの質が違うのは当然です。

弊社では東京や沖縄など全国に拠点を持ち、エアコンや給湯器などの設備工事を年間3万件行っています。徹底した教育で技術を身につけた上に、こうして数多くの現場を経験することで技術力をさらに磨いているのです。

 

これらの3つの「力」を武器に、弊社では丁寧かつスピーディ、そして高品質なエアコン工事を実施しています。ぜひエアコン工事を検討の際は、弊社にご相談ください。

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